アトピーとお風呂についてパート3|東京・品川(風呂釜お掃除)

私は大学1年でアトピーを発症。社会人になってからというもの、毎日のかゆみと友達になって20年以上付き合ってきました。しかし、が、しかし、それに別れを告げる時が来ました。正確な年は覚えていないのですが、多分40代の後半になってからだと思います。ふと気づくと「そういえば最近身体が赤く腫れてないな」と思うようになりました。

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そして何となく治ったんです。「年齢を重ねるとアトピーは自然に収まる」とも言われてますが、よくあるのが生まれてすぐに発症して5~6歳で治るというもの。18歳で発症して40代で治るとは・・・。

もちろんアトピー対策をしなかったわけではありません。だからもしかしたらその対策の何かが、あるいは複合的に働いて治ったのかもしれません。それとも本当に自然に治ったのかもしれません。よく分からないんです。

やってきた対策はいくつかあります。

まず、栄養補助食品を飲んでいました。ひとつだけ。その名は「スピルリナ」。クロレラのようなやつで簡単に言えば「藻」です。毎日20粒くらいゴソッと飲んでました。

あとスキンケアをしていました。30年くらい。といっても洗顔フォームで顔を洗って化粧水、美容液、乳液、クリーム、ボディローションをつけるくらいです。現代男子では当たり前のお手入れかもしれませんが、30年前は「へぇ~男がねぇ!?」と言われてました。まぁ化粧品会社勤務でしたからね。仕事も兼ねてます。

あと、実はこれが一番の理由ではないかと思っているのが、、、

「石けんで身体をゴシゴシ洗うのをやめた」です。

ナイロンタオルってアトピーには刺激が強すぎるので良くないことは知っていたんですが、それで石けんつけてゴシゴシやらないと気が済まなかったんです。それをある日からやめてみたんです。石けんも極力使わず身体を流すだけ。もちろん汗でドロドロになった夏などはたまらず石けん使いましたけど、ゴシゴシやらずに手でなでるだけ。不潔じゃないの?と思われますが、実は汚れというのはシャワーでほとんど落ちてしまいます。

石けんの効果というのは殺菌力と脱脂力です。

殺菌力で効果が著しいのは黄色ブドウ球菌への殺菌力です。黄色ブドウ球菌はアトピーの人なら一度は聞いたことのある名前。アトピーを悪化させる極悪人です。では、それを殺す力のある石けんはやっぱり使った方がいいのでは?となりますが、もう一つの石けんの効果である脱脂力に注目です。脱脂力ってその名のとおりアブラを落とす力ですよね。人の皮フの表面の角層というところには細胞間脂質(セラミド)というアブラのようなものがあって、それでお肌のうるおいを保っているんですが、アトピーの人はその具合がよろしくないので水分が蒸発してカサカサしてきてしまいます。石けんはその脱脂力ゆえ、細胞間脂質まで取ってしまうんですね。ですから、石けんはアトピーにとって「いい効果」と「悪い効果」があるんです。ですから巷では「アトピーは石けんをやめると治る」という話も多くみられます。

効果は人それぞれですから、私の場合だけを見れば、効果が出たのかもしれません。それともスピルリナで体質改善したのでしょうか・・・。分からないです。

さて、肝心の私の今の仕事とアトピーの関連性についてお話します。

アトピーにとって具合が悪いのは「黄色ブドウ球菌」であることは間違いありません。この菌が身体にたくさんついているとアトピーを悪化させます。

ジャバなどの洗浄剤も使わずに、おいだき配管をずっとそのままにしておくと、配管内にはかなり多くの細菌が発生します。当然ながら黄色ブドウ球菌も発生します。そして追いだきをすることにより黄色ブドウ球菌が大繁殖している配管の中を通ってお風呂のお湯が循環しますから、毎日お湯をためてお風呂に入る=極端に言えば黄色ブドウ球菌のお風呂に入る、ともいえます。

一方、私の試した「石けん使わない法」は黄色ブドウ球菌に対しては洗浄力が下がるわけですから、あまり多くの黄色ブドウ球菌を身体につけっ放しにしたくないですよね。40歳代になった頃、私はマンションに住んでいたので追い焚き機能がついていました。でもその頃は追い焚き配管洗浄が開発されていなかったので、当然配管の洗浄はやっていませんでした。ただ、前述のとおり私は長湯できない性格なので、実はほとんどお湯につかってなかったんです。シャワーだけだったんです。今から考えればそれがよかったのかもしれません。理論的には、身体についた黄色ブドウ球菌はシャワーのお湯でそこそこ取れて、お肌に大切な細胞間脂質は取れずに残った。そのバランスがたまたま良かったんでアトピーが治った。そのような仮説が立てられます。

逆を言えばあの頃毎日お湯につかっていたら悪化してたかも。。でも本当は年取ったから治っただけなのかもしれませんけどね。。

いずれにせよ40代後半で奇跡の?アトピー治癒があったのです。

でも・・・実は・・・アトピーが治ってきたころ、奇妙な皮膚疾患があらわれました。身体のところどころが赤くはれるんです。部分的に。アトピーとはちょっと違いました。ちょっとビビって病院に行ったところ、先生から「これは・・・『とびひ』ですね。普通は子供がなる病気なんですけど、ふふふっ!」と笑顔で言われました。40代にしてとびひに感染とは。その後も2回とびひに感染しました。とほほ。。

また、ここ3年間ほど毎年7月の声を聴くと必ず「あせも」ができるようになりました。これも子供の疾患ですね(笑)。それもごていねいに両手首、両ヒジ、両ひざに必ず。だいたい10月までの季節限定。おかげで夏の間は腕時計がつけられなくなりました。かゆい~~!

アトピーが治ってよかったんですが、それなりのかゆみとはこれからもお付き合いが続きそうです。。(おわり)

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