ジャバを何度やっても黒いツブツブのようなものが出てくる|埼玉・風呂釜追い焚き配管洗浄

今回は埼玉県朝霞市のマンションの洗浄報告です。ご依頼者様は今年6月に築23年目の中古マンションを購入されました。

リフォーム済みなのでお風呂自体はとてもきれいなのですが、風呂釜の配管は以前のままで、汚れの蓄積がすごく、ジャバなどの市販の風呂釜洗浄剤を使って20回近く洗浄してみたそうですが、未だに黒いツブツブのようなものがいくつも出てきて、お風呂に入る気分にはなれず、まだ一度も入ったことがないとのこと。。。

寒くなってきて湯船に入りたいのに入れない・・・ワラにもすがる思いでご依頼されたとのことでした。

さて、この黒いツブツブ、正体は何でしょう? 何回かこのブログでもご紹介していますが、3パターンくらいに分けられます。

まず一番多いのがゴム片です。給湯器(風呂釜)や配管の部品で使われているゴムパッキンが経年劣化ではがれて出てくるというもの。砂粒のような形で浮いていたり底に沈んでいたりします。触ると黒い跡が付きます。

次に考えられるのがサビやススです。これも配管部品の金属サビや不完全燃焼による黒ススがはがれ出てきたものです。砂粒みたいですが、よく見ると平べったいです。触ると固いです。

そしてもう一つが、いわゆる湯あかです。これは黒色に見えますが、実はよく見ると濃い緑色かこげ茶色です。浮いていたり水中を漂ったりしています。触ると溶けてしまします。

上記のうち湯あかは風呂釜洗浄(追い焚き配管洗浄)でほぼ完全に取り去ることは可能ですが、ゴム片とサビ・ススについては正確には「汚れ」ではないため完全に取り去ることが出来ない場合があります。

と、そのようなことを一通りご説明し、ご納得いただいた上でご依頼をいただきました。

ではまず循環アダプターを取り外して洗います。黒い粒は特に見当たりませんし、非常にきれいな状態ですね。うーむ・・・・。

次に追い焚き配管洗浄(風呂釜洗浄)です。時間をかけて汚れを浴槽に出します。写真では分かりませんが、出てきた汚れをじっくり見ると、若干ではありますがゴムとサビの2種類が見受けられました。ゴム片が出てくる場合は出てくる汚れ自体が黒く変色するのですが、今回は白色。もしかしたらさほど劣化していないのかもしれません。

最後に湯はりテストをして問題がないことを確認しました。ただ、ゴムやサビの場合はその後も出てくる可能性があるので、それをご説明して終了です。

黒い汚れの場合は完全に取ることが出来ないケースがありますが、弱まることは多いので、もしそのような症状がある場合は、まずはご相談ください。

では本日午後も頑張ります!

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
城南住宅衛生
https://ko-project.net/
住所:〒140-0015 東京都品川区西大井3-7-21
TEL:0120-921-084
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇