レジオネラ肺炎について|お風呂の追い焚き配管の雑菌退治

こんにちは、城南住宅衛生の折原です。弊社のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。弊社は品川区・大田区・目黒区・港区・世田谷区を中心に、日々お風呂のおいだき配管のお掃除(風呂釜洗浄)をしている専門業者です。

本日は大田区のマンションで追い焚き配管の除菌洗浄と浴槽裏の高圧洗浄をさせていただきました。ご用命いただきましてありがとうございました!

さて今回は、ちょっと怖い病気のお話です。その名は「レジオネラ肺炎」。

詳しくはこちらにも書いてありますが、1~2年に一度くらいどこかの温浴施設で集団感染したりする病気です。

原因の多くは、施設内のお風呂の配管や濾過槽でレジオネラ菌が繁殖し、打たせ湯やジェットバスなど「お湯の飛沫(エアルゾル)」が多く出る場所でそれを肺に吸い込んでしまうことから感染します。

潜伏期間は2~10日で、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状に始まり、乾いた咳、痰、高熱、悪寒、胸痛などが起こります。つまり風邪に似てる症状ですね。

そして問題の死亡率ですが、何も手を施さない場合だと60~70%と非常に高く、深刻です。ただ、ちゃんとお薬を飲んで治療すれば7%まで下がります。

基本的に感染率は低いのですが、免疫機能の低い高齢者や新生児、病気の人などは感染率が高くなります。

ではなぜ温浴施設にレジオネラ菌が繁殖するのでしょうか。レジオネラ菌はそこら辺の土の中などにいるごくありふれた菌ですので、タネは至る所にあります。ただ、人に感染するほど増殖するには当然、多くの食べ物が必要になりますよね。

ではレジオネラ菌の食べ物って何でしょうか?

実は「アメーバ」です。なんかこう、形が変幻自在になる生き物ですね。レジオネラ菌はこのアメーバの体の中に寄生して増殖します。

ではそのアメーバの食べ物は何でしょう?

それがいわゆる「雑菌」たちです。

そしてこの雑菌たちはお風呂の中では人の皮脂や汗、石鹸カス、入浴剤のカスなどをエサにして増殖します。

逆説でたどっていきましょう。

お風呂のどこかで雑菌が増える⇒雑菌を食べるアメーバが増える⇒アメーバを食べるレジオネラ菌が増えるということです。

そして最近ではお湯の循環する「追い焚き」が一般家庭で普及していますので、温浴施設のみならずレジオネラ肺炎の注意が必要になるということです。

まとめてみますと、

レジオネラ肺炎についてはあまり神経質になる必要はありません。ただ、あまり侮ってもいけません。特にご年配の方や赤ちゃんがいるご家庭で、市販の追い焚き配管洗浄剤(ジャバなど)を一度も使ったことのない方は、ちょっと注意しましょう。気になる場合はお気軽に弊社にご相談ください。

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