細かな白いゴミの正体は･･･糸くずが混入すると難しい（東京・大田区の風呂釜追い焚き配管洗浄）

今回は東京・大田区の築7年目のマンションでの風呂釜追い焚き配管洗浄事例です。

ご依頼者様によりますと、中古マンションで購入され1か月ほどたつのですが、お湯はりをすると細かな白いゴミが出てくるとのことでした。

早速見ていきましょう。お湯はりをしてみると、確かに細かな汚れが出てきました。

小さすぎて写真ではよくわからないかもしれませんが、実はこれ、「糸くず」です。

綿ぼこりと言った方が分かりやすいでしょうか。まぁ要するに洋服などの繊維です。

糸くずが追い焚き配管に吸われてどこか途中で引っ掛かりだすと、どんどん引っ掛かっていって、最後は我慢しきれなくなって剥がれて出てきます。それがこの状態というわけです。

我々の洗浄方法というのは洗浄剤で汚れを溶かし出す方式なので、溶けてくれない糸くずはとても曲者なんです。あまりに多くの糸くずが混入すると完治は難しいです。

糸くずが原因だとわかったので、念入りに洗浄していきます。

べとつく皮脂汚れをしっかりと溶かし出し、糸くずが引っ掛かる場所を排除します。

何度となく洗浄を繰り返したことで最初の時よりかなり改善しましたが、完全に除去することはできず、これで様子を見ていただくことになりました。

このように糸くずの大量混入の場合はかなり難しい作業となるため、できればこのような症状の出る前に、一度プロの洗浄をすることをお勧めします。ちなみに市販の風呂釜洗浄剤ではビクともしませんので。。。

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