肺ＭＡＣ症にかかったら･･･

今回は東京・品川区の築28年目のマンションでの風呂釜追い焚き配管洗浄事例です。

ご依頼者様はお二人家族で、奥様が肺ＭＡＣ症にかかり、お医者様から「追い焚きしたお風呂には入らないようにしてください」と言われたそうです。

肺ＭＡＣ症はレジオネラ肺炎と同様、ミストなどの「エアロゾル」を肺に吸い込むことによって引き起こされ、感染は中高年の女性に多いと言われています。最近、ＴＢＳのＴＶ番組でも取り上げられていましたね。

症状は咳や痰、微熱などで、一旦かかると完治しづらい少し厄介な病気です。

それではなぜ先生は「追い焚きしたお風呂には入らないようにしてください」というのでしょうか。

これは追い焚き配管に細菌が多く繁殖して、その中に肺ＭＡＣ症の原因である「非結核菌抗酸菌」がいる可能性があるからです。

そのため、肺ＭＡＣ症にかかった場合、「追い焚き配管洗浄」はしたほうがいいと思います。

ということで洗浄をみていきましょう。

循環アダプターは洗う必要がないくらいきれいです。

しかし、追い焚き配管からはこのような汚れが出てきました。

テスト湯はりして完了です。

もちろんこの洗浄をしたとしても、追い焚きしたお風呂には入らない方がいいですが、やらないよりやった方が少し安心ですよね。

気になる方はお気軽にご相談ください！

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