ふろ水ワンダーの使い過ぎに注意(東京・大田区の追い焚き風呂釜除菌洗浄)

今回は東京・大田区の築8年目のマンションの風呂釜おいだき配管洗浄事例です。給湯器はリンナイの2015年製で入浴剤は週に2回くらい使用されています。

一回はったお湯は翌々日までお使いですが、お湯を再利用される場合、便利なのが「ふろ水ワンダー」などの風呂水洗浄剤です。

「入浴後に錠剤を一錠入れるだけで浴槽内の清潔をキープし、沸かし直し時に気になるヌメリとニオイを防ぐ」ということで、非常に便利な一品。ただし使い過ぎには注意が必要です。

風呂水洗浄剤の主成分は「ジクロロイソシアヌル酸」という塩素消毒剤でプールなどの消毒に使うものなのですが、実はこのジクロロイソシアヌル酸、ゴムや塗膜を劣化させる作用がありまして、風呂水洗浄剤を日常的に使っている浴槽を見ると、

・循環アダプターのゴム弁が劣化して水ぶくれ状態になっている

・ゴム栓が劣化していて黒い色が流れ出る

・循環アダプターのプラスティックが劣化してボロボロになっている

・浴槽の表面塗膜が剥がれて白っぽくなっている

などの症状が出ていることが多いです。
今回のお客様も風呂水洗浄剤をよく使っているとのことで、循環アダプターの色が白っぽくなってゴム弁が丸まった状態に劣化していました。

このゴム弁の劣化が進むと「おいだきしても設定温度まで湯温が上がらない」という現象が起きたりします。

風呂水洗浄剤はとても便利な商品なのですが、あまり使いすぎると少し問題も出てきますので注意して使ったほうがいいですね。

ちなみに風呂釜おいだき配管は今回もしっかりお掃除できました!

 

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