引越ししたら追い焚き配管洗浄が必須です!?(東京の風呂釜洗浄)

おはようございます、城南住宅衛生の折原です。今回は月曜日に実施したお風呂の追い焚き配管洗浄のご報告です。ご用命いただきましてありがとうございました。

ご依頼者様はご夫婦と小さなお子さんの3人暮らしです。賃貸マンションにお住まいで、実は昨年の11月にご依頼をいただいたのですが、その時は給湯器が故障しており実施できませんでした(弊社では給湯器が故障している場合は修理後の実施とさせていただいております)。そしてその後、同じマンションの上の階に引越しされたとのことで、改めてご依頼をいただいた次第です。

給湯器を拝見したところ、2017年製の最新版に交換されていました。ですが残念ながら配管はそのままです。築24年目のマンションですから24年間の汚れが付いたままになっています。ましてや賃貸マンションですから何度も入居者が変わっていると思いますので、色々な人の身体から出た汚れが蓄積しているということになります。

そう考えるとチョット・・・気持ちが重くなりますね。ご依頼者様も引越し当初からその点を気にされていて、お風呂はずっとシャワーから出るお湯でためていたそうです。

ではみていきましょう。今回はオプションの細菌検査もご依頼いただいたので、まずは配管内に残っている水で洗浄前の細菌量を測ります。数値は300! 日本公衆衛生協会の基準では25未満が「良好」、25~80が「注意」、80以上が「要改善」ですので、かなりな数値が出てしまいました。

まず自動湯はりでお湯を入れて状況確認です。ん・・・湯はり段階から出てきますね、汚れが。

弊社の基準でいうところの「ステージ2」と「ステージ3」のあいだくらいです。(ステージについて詳しくはこちらをご覧ください→「お風呂のおいだき配管が汚れているサインは?」)ご依頼者様にお見せしたところ「うわぁ~っ汚~い!!」と叫んでらっしいました。これは1回の洗浄では無理かもしれません。。。

そして循環アダプター(お風呂のお湯が出てくるところ)を分解してみます。かなりの湯あかですね。ご依頼者様も絶句されていました。。。

きれいに手洗いします。

循環アダプター周りを洗っただけでこれだけ汚れが出ました。お湯も濁りましたね。

さて肝心の追い焚き配管です。いつも通り時間をかけて配管内の汚れを溶かし出します。結構出てきます。

汚れを取り切ったかどうかテスト湯はりをして確認したところ、やはりまだ汚れが出ていたため、再洗浄します。

再度テスト湯はりをして汚れが出てこないことを確認しました。これで大丈夫です!

ご依頼者様にもとても喜んでいただき、「これでやっと安心してお風呂に入れます!」とのお言葉をいただきました。洗浄後の細菌量の数値も「2」で、しっかり基準値におさまっています。

引越しを予定されている方で引越し先が一つ穴の追い焚きのお風呂の場合、ぜひプロの追い焚き配管洗浄をされることをお勧めします。金額は決してお安くはないですが、安全・安心を考えると決して無駄ではないと思います。

プロによるお風呂のおいだき配管の除菌洗浄(風呂釜洗浄)は1年に1回が目安です。お風呂の細菌撲滅を目指して明日も頑張ります!

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