お風呂から出てくる黒い汚れ|東京・追い焚き配管掃除
こんばんは、城南住宅衛生の折原です。本日は午前中に大田区のオール電化マンションで、午後はこれから大田区の築16年目のマンションでお風呂の追い焚き配管洗浄(風呂釜洗浄)をさせていただきます。ご用命いただきましてありがとうございます。
さて本日は昨日の午後の洗浄の報告です。
ご依頼者様は大田区の築17年目の一戸建てにお住まいで、最近お風呂から黒い汚れが出てくるということでご依頼がありました。ところが昨日お邪魔してお話をお聞きしたところ、ご依頼者様自ら市販の洗浄剤をお試しになって、このところ出てこなくなったとのこと。
さて、どういった状態なのか、みていきましょう。
まず循環金具(お風呂のお湯が出てくる一つ穴の部分)を分解します。裏側に少し黒い色が付いていましたが、ほとんど汚れていません。
次においだき配管を時間をかけて洗浄していきます。専用の洗浄剤と「風呂釜洗浄PRO」の特殊技術で浴槽内に汚れを出します。
おっと・・・黒い汚れ、出てきましたね。。。これがその正体です。
市販の洗浄剤で一時的に黒いものが出なくなっても、配管の奥にはしっかりこびりついていたわけです。ご依頼者様にお見せしたら、「すごいですね、ここまで汚れがひどいとは・・・」とおっしゃっていました。
黒い汚れの可能性としては3種類あります。一つはカビの発生。もう一つは給湯器の不完全燃焼によるスス。そしてもう一つが給湯器や配管のゴムパッキンの劣化による色素が溶け出す現象です。
今回の場合はゴムパッキンの可能性が高いです。理由はこれです。
お湯はりの際に出てきたゴムのかけらです。ゴムパッキンが劣化していると、このようにかけらになって出てきます。
ゴムパッキンのかけらは汚れではないので、身体に害はないです。ただ、給湯器の寿命は確実に近づいているとみた方がいいです。今回のお宅の給湯器も2000年製でしたからちょうど17年経過しています。給湯器の寿命は10年が目安ですから結構長持ちしていますが、そろそろかもしれませんね。
今回は念のため再度洗浄をしました。
これで配管内の汚れはきれいに排出されましたが、黒いかけらは今後も出てくる可能性があるということはお伝えさせていただきました。
プロによるお風呂のおいだき配管の除菌洗浄(風呂釜洗浄)は1年に1回が目安です。お風呂の細菌撲滅を目指して明日も頑張ります!
城南住宅衛生
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