お風呂を沸かすと黒っぽいワカメのようなものが出てくる?|東京・風呂釜追い焚きクリーニング

おはようございます、城南住宅衛生の折原です。弊社はお風呂のお湯が出てくる穴の奥の「追いだき配管」という部分を専門にクリーニングする業者です。

さて今回は先週火曜日に実施した洗浄のご報告です。ご依頼者様は日野市の築15年目のマンションにお住いの3人家族です。新築時からお住まいですが、最近お湯はりをする際に黒っぽいワカメのようなヒラヒラした物体や白っぽいフワフワした湯あかのようなものが出てくるようになったとのことでご依頼をいただきました。

ちなみにお風呂は毎日お湯を張られていまして、入浴剤を月に20日ほどお使いです。

ではまず循環アダプターの洗浄から。お風呂のお湯の出てくるこの部分、フィルターまではご家庭でも外せますが、それ以降はプロにお任せいただいた方がよいです。

フィルターに汚れが付着しているのがわかります。フィルターのメンテナンスはご家庭でも出来ますので、たまにブラシなどでこするといいです。

フィルターを外したらこのような円形の部品が出てきます。これが循環アダプター本体です。この装置は給湯器に行くお湯と給湯器から戻ってくるお湯の仕分けをしています。そのため汚れが溜まりやすくなっています。裏側にかなり湯あかや髪の毛などが絡みついていました。

浴槽の取り付け部です。こちらも湯あかが付いていました。お湯はりの際に出てくるフワフワした汚れは循環アダプター周辺や配管の入り口部分からポロっと剥がれて出てくるケースが多いです。

これらを色々な道具を駆使ししてていねいに手洗いします。

さて、次は追い焚き配管ですが、配管自体は見えないですし、手洗いできる長さではないため特殊洗浄剤を使って洗います。ただ洗浄剤だけでは追い焚き配管の汚れは取れないので、弊社のような「風呂釜洗浄PRO」の認定店は、洗浄剤に加えて特殊な技術を使います。詳しいことは社外秘なので言えませんが、それが他社様との違いです。

追い焚きをして、時間をかけて汚れを浴槽に出していきます。

結構出てきました。今回も黒っぽいですが、これは最近多かった「ゴム部品の劣化による色素の溶け出し」ではありません。実はよく見ますと緑色をしています。これは湯あかに雑菌が大量発生して緑変したものと考えられます。排水口などによくみられる現象で、かなり汚れが強いことを意味しています。

1回の洗浄では汚れが取り切れていないと判断し、続けて2回目の洗浄を行います。もちろん追加料金はいただきません。

2回目の汚れです。これでしっかりと汚れが排出されました。

今回は汚れがかなり強く、配管の奥までしっかりと湯あかが入り込んでしまったため、湯はり時に汚れが出てくるという「自覚症状」までいってしまいました。

ちなみにこのような「自覚症状」が出てきたら配管の汚れはかなり重症ですので、できればその前に一度はプロによる洗浄を行った方がいいです。ちなみに自覚症状がなくても配管は汚れています。新築後1年を過ぎたらどんどん汚れが付着していきますから。。。

ご自宅のメンテナンスはご入居者様しかできませんので、お風呂の衛生環境を守るためにもぜひ定期的な洗浄をお勧めします!

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