翌日追い焚きするとドブのようなにおいがする｜東京・風呂釜掃除

今回の風呂釜洗浄報告は東京・品川区の築17年目のマンションの事例です。

ご依頼者様は4人家族です。入浴剤は週に2回くらい使用。

溜めたお湯は翌日までお使いで、翌日追い焚きで沸かし直してふたを開けるとドブのような臭気が出るとのことでご依頼をいただきました。

ドブの臭いというのはほぼ間違いなく追い焚き配管の汚れが原因です。追い焚き配管の汚れが蓄積していくと、そこに雑菌が繁殖します。そしてその雑菌が発するのが硫化水素。これが「ドブのにおい」の正体です。

ではまず循環アダプターを外して洗浄します。湯あかや入浴剤のカスが多く付着しています。

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次に問題の追い焚き配管の掃除です。特殊な薬剤を使って浴槽に汚れを出していきます。

臭気が出ている場合、1回では取り切れないので2回目の洗浄です。

ここで一旦終了して様子を見てもらいましたが、後日また臭いが感じられたとのご連絡をいただき、再洗浄をしました。

「臭気が出る」といった場合、ほとんどが通常のお湯はりでは出ず、翌日の追い焚きで初めて分かるので、作業日の当日に確かめられないのが難点です。そのため、弊社では一旦様子を見ていただくようにしています。そしてまた臭気が出る場合は日を改めて再洗浄に伺います。（もちろん費用は掛かりません。）

なお、臭いの除去は結構難しく、洗浄後も数ヶ月したらまた出てくる可能性があります。そのため、できればお客様にも以下の点をおこなっていただくようお願いしています。

1.ためたお湯はなるべく当日に流す。（残り湯の中にいる雑菌は翌日になると7,000倍に増えます）

2.入浴剤を使う際は「自動」を切ってから使用する。（入浴剤は雑菌のエサですので追い焚き配管に入れないことが肝心です）

これだけで追い焚き配管の状況はずいぶん変わりますので、やれる方はぜひお試しください。

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城南住宅衛生
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