湯はりをするとお湯が薄黒く、黒の絵の具を溶かしたようになる(東京・大田区の風呂釜追い焚き配管洗浄)

今回は東京・大田区の一戸建て住宅での風呂釜追い焚き配管洗浄をご紹介します。

「お湯はりをすると溜まったお湯が薄黒く、ひどいときは黒の絵の具を溶かしたようになる」とのことでご依頼をいただきました。

給湯器は日立のエコキュートです。エコキュートといってまず思い浮かぶ原因は・・・・ゴムパッキンですね。

水周り機器には、水(お湯)が通る部分の接合部に必ずゴムパッキン(黒い輪っか)が使われています。

ところがゴムというのは経年で劣化していきますので、年数の経った給湯器の場合、ゴムの破片や黒い色素が出てくることがあります。

そしてエコキュートはなぜかガス給湯器よりゴムパッキンの問題が多く発生しますので、今回のケースはまずそれが疑われることになります。

エコキュートは難儀することが多いため、気合を入れて洗浄に入ります。

最初のテスト湯はりでは黒くならず、まずは循環アダプターの洗浄に入ります。

ゴムパッキンは特に見当たらず、湯あかが少し付着していました。

次においだき配管の洗浄です。

出てきた汚れがグレーになっているのが分かります。通常この部分の汚れはクリーム色をしていますので、グレーの場合はやはりゴムが劣化している証拠です。ただお湯が薄黒くなるほどな感じではありませんでした。

最後のテスト湯はりです。透明でキレイなお湯でした。予想より軽い感じでしたが、これで解決できたと思います。

エコキュートでお湯が薄黒くなったらゴムパッキンを疑ってみましょう。ゴムの劣化がひどい場合はメーカー修理でパッキン交換をした方がいいですが、軽い場合は当洗浄でも解決する場合があります。お困りの方はお気軽にご相談ください。

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