築30年のフルリフォームマンション購入時の注意点|東京・品川(風呂釜追い焚き配管洗浄)

こんにちは。城南住宅衛生の折原です。弊社のホームページをご覧いただいてありがとうございます。

最近、都内の築年数の古いマンションをリーズナブルな価格で購入して、フルリフォームあるいはフルリノベーションをして住む方が増えています。リフォーム費用を入れても新築マンションよりもかなりお得なので、都心部のいい場所を買えますし、リサイクル的な発想としてもとても良いことですね。

築古の中古マンションを買うための注意事項は検索するとたくさん出てくると思いますが、とにかく建物の管理状況は気を付けたほうがいいです。マンションは適正な管理をして定期的に修繕をすれば50年でも100年でも持ちますが、修繕がちゃんとされていないと簡単に劣化していきます。

以前住んでいた品川区戸越の家の近所にあった築40年くらいの大きなマンションは、修繕積立金が潤沢にあったらしく、大規模修繕で共用部のバルコニーや玄関ドアも交換してとてもキレイになっていました。これが修繕積立金が少ないと大規模修繕もできなくなってしまい、一番大切なコーキングのやり替えや屋上の防水などができず建物の劣化につながっていきます。

さて、そんな中、あまり巷に知られていないことをお話します。もちろん弊社の仕事がらみです(笑)。

築30年前後のフルリフォームマンション、実は追い焚き配管がかなり汚れている可能性があります。

なぜ築30年なのでしょう。ということはもっと古い築40年なら大丈夫なのでしょうか?

実は現在の「追い焚き機能が付いた給湯器」が発売されたのは、今から33年前の1983年からなんです。それ以前は「バランス釜」と呼ばれる、浴槽の隣に風呂釜があったタイプでした。公団住宅には今でもありますね。

つまり1983年以前の築40年とか築50年のマンションの場合、そもそもオンボロになっているのでスケルトン(コンクリートむき出しの状態まで取っ払う)にしてフルリノベーションをしたりします。その際、バランス釜も取っぱらって今の給湯器に「配管ごと」やり直します。

でも築30年のマンションの場合、すでに追い焚き配管はつながっていることが多く、フルリフォームの際、給湯器は取り替えても配管は水漏れでもしていない限り、取り替えません。

もちろん前の所有者様が30年間、毎月ジャバで洗浄していれば問題ないですが、あまりそれは考えにくいですよね。ですから、すごく素敵に仕上がっているフルリフォームのマンションでも、実は配管が汚れまくっていてお風呂は雑菌だらけ、なんてことがあるわけです。目に見えないからわかりませんしね。

築30年の物件を買われた方、追い焚き配管洗浄についてご興味がありましたらお気軽にご相談ください!

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