浴室リフォーム後、給湯中に青い汚れが出てくるようになった|神奈川・風呂釜追い焚き配管洗浄

今回は神奈川・相模原市の築23年目のマンションでの風呂釜追い焚き配管洗浄の事例です。

浴室をリフォームした後、お湯はりをすると青い汚れが出てくるようになったということでご用命をいただきました。

青い汚れというのは2通りあります。

1つはフワフワ漂っていたり水面に浮いていたりする汚れ。いわゆる「湯あか」です。青いというより緑色ですね。場合によっては濃い緑色になるので黒く見えることもあります。

もう1つは底に沈んでいるエメラルドグリーンの粒。これは配管や給湯器内部の部品のサビです。いわゆる緑青(ろくしょう)ですね。追い焚き配管が銅製の場合によく出ます。現在の追い焚き配管は樹脂製なのですが、1990年代以前に建てられた物件の場合は銅製であることが多いです。

前者の湯あかは外部から侵入した「汚れ」ですので、風呂釜追い焚き配管洗浄で取り除くことが出来ます。

後者は元々部品の一部が老朽化して剥がれ出たものですので、改善はできても完全に無くすことはできません。

では今回の洗浄の様子を見ていきましょう。

まずは循環金具(お湯の出てくるところ)を分解して洗浄します。こちらはほとんど汚れは見当たりません。

ところが、追い焚き配管の掃除に入りますと・・・・

こんな汚れが出てきました。浮いている緑色の汚れが湯あかです。雑菌が繁殖して緑変したものですね。

そしてこれで終わりかと思いきや・・・・・浴槽の底にたっぷりの緑青が現れました。これほどの量は初めてかもしれません。。

 

恐らく配管全体が緑青だらけになっていたのでしょう。2回洗浄しましたが、洗浄後もポツポツと粒が出てしまいました。

ご依頼者様にはその都度お見せして、ご説明をさせていただきました。湯あかはしっかりと落とすことが出来ましたが、緑青は湯はりのたびに剥がれ出てくるようで、残念ながら完全に止めることはできませんでした。

ただ緑青は人体に害はなく、健康上の問題はありませんのでご安心ください。

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