レジオネラ感染について|お風呂の追い焚きの掃除

こんにちは、城南住宅衛生の折原です。本日は大田区の築16年目のマンションでお風呂の追い焚き配管のお掃除をさせていただきました。ご用命いただきましてありがとうございました。

さて、今回は弊社の仕事に関連する一番恐い問題です。

それは「レジオネラ感染」。(イラストはイメージです)

以前のブログ(これ)でも書きましたが、お風呂の追い焚き配管に潜む可能性の高い細菌の中で最も危険な菌です。

同じ5文字の「サルモネラ」や「アニサキス」と間違えたりしますが、サルモネラは食中毒を起こし、アニサキスは寄生虫なので強烈な胃の痛みを発生させます。ではレジオネラ感染は何かと言いますと、「肺炎」を引き起こします。そしてだいたい年に1回くらいニュースで報道されたりしますが、不運にもお亡くなりになる方がいらっしゃいます。

近年の事例では例えば、

1・・・「広島県三原市の入浴施設で利用者55人が集団感染し、50代の男性1人が死亡。(2017年)」

2・・・「鹿児島県の57歳の男性がレジオネラ菌に感染し肺炎を発症して死亡。感染経路は特定できず。(2016年)」

3・・・「千葉県市川市の59歳の男性がレジオネラ菌の感染による肺炎で死亡。感染源の特定できず。(2016年)」

4・・・「盛岡市の公衆浴場でレジオネラ菌の集団感染。70代の男性が死亡。(2015年)」

5・・・「埼玉県北本市の入浴施設で3人の男性客がレジオネラ菌に感染し、66歳の男性が死亡。(2014年)」

などです。

この中で「ん?」と思うのが2と3です。

「感染経路が分からない」・・・・ということは、ひょっとしてご家庭内のお風呂で感染した可能性もあるということです。

ちなみに入浴施設は、当たり前ですが非常にこのレジオネラ感染に気を付けています。感染したら死活問題ですからね。そのため、とてもこまめに掃除しています。ところが、それでも発生してしまうのがレジオネラの怖いところです。

さて、話を戻しますと、ご家庭内ではご自身で対策をしておかないといけないのですが、その対策の一つとして「追い焚き配管のお掃除(風呂釜洗浄)」が有効になってくるわけです。

もちろん、あまり神経質になる必要はありません。ただ、今まで一度も追い焚き配管をお掃除したことのない方は、ぜひ一度ご相談ください!

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