風呂水洗浄剤の良い点、悪い点|品川区・風呂釜洗浄

今回は品川区の築19年目のマンションの洗浄事例です。

ご依頼者様は「風呂水ワンダー」などの風呂水洗浄剤を長年お使いです。風呂水洗浄剤の主成分はジクロロイソシアヌル酸塩というもので、いわゆる塩素系漂白剤です。プールにも使われていますね。

良い点は強い除菌能力です。残り湯に風呂水洗浄剤を入れると翌日も安心してお風呂に入れます。お風呂の水の雑菌は翌日には7000倍にもなるという実験結果(これ)がありますので、しっかり除菌することが重要になるわけです。

ただ、悪い点もあります。それはこのジクロロイソシアヌル酸塩がゴムなどを溶かすんです。

上の写真はこのお宅の「循環アダプター(お湯の出てくるところの装置)」なのですが、写真の中心部にある黒い「ゴム弁」がスカスカになってめくれあがっているのが分かると思います。また、アダプター自体も白っぽく色落ちしているのが分かりますよね。

通常の循環アダプター(別のお宅のものです↓)と比べるとよく分かります。

循環アダプターのゴム弁が弱るとお湯が逆流しますので、循環機能の低下が考えられます。もしかしたら追い焚きが遅くなるという影響があるかもしれません。

ちなみにバスタブの底のゴム水栓も溶けます。。

さて、ところで肝心の追い焚き配管はどうなっているかと言いますと・・・・

しっかり汚れは付いていました。風呂水洗浄剤が除菌しても完全に「殺菌」するわけではありませんので、やはり配管は汚れるんです。

テスト湯はりして任務完了です。

風呂水洗浄剤はいいことはいいのですが、あまり使いすぎるとゴムに悪影響があるということを知っておいた方がいいですね!

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